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あなただけには敵わない

第5章 暴力沙汰…ですか


貴方side

2年生になって

学校では

カルマくんと会うことはなくなった

カルマくんにもお友達ができたこともあるけど

学校に来る時間がほとんどなくなった

だからいつも約束して会うことしかしなかった

「さすが…私より学校行ってないのに…」

「ゆいなちゃんだってこの前二位だったじゃん」

「TOP10の中にいないと外出禁止だし…」

「あーそれキツそう…」

「ふふでもね頑張る!」

カルマくんにあいたいもん

チュ…

「んふふ」

あの日からいっぱいキスして

触れ合うことが増えた

これがすごく嬉しかったりする

外に出ることもあるけど

私はこうやって2人きりでいる時間も好き

来年は受験生…と言いたいけどエスカレーター式だった

なんかね

外にいる時より

密着できるから大好きなんだ

私の家も来る?って聞いてみたのに

断られたのは残念…

お母さんだけにでも紹介したかったのに…

「ゆいなちゃん、今度の休みどっか行く?」

「デート!」

「そう、まぁ今もデートなんだけどね」

「どこでもいい、カルマくんとならどこでも楽しい」

「うーんじゃあどうしようか…なんかほしいものある?」

「うーん…あっ!新しい服ほしいなぁ」

「じゃあ一緒に服見に行こう、俺が選んでもいい?」

「じゃあ私がカルマくんの選んでいい?」

「お、それいいね、そうしよっか」

おそろいとかなんかさりげないペアルックにも憧れる…

なんて夢見すぎだな

カルマくんがしてくれる気がしない
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