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【銀魂逆ハー】真選組最強剣士が美少女過ぎる件について

第4章 【番外】その時父は


桔梗side
道場に着き門下生が来るなり

門下生「せんせー!この人だれー?」

門下生2「かのじょ?」

門下生3「え!かのじょなの!?」

散々質問攻めに合った

深「え…えっと」

幼い子供と触れ合う機会がなかったからだろうか。深草は戸惑いつつも門下生の相手をしてくれる

その中で彼女は慈悲深い笑顔で門下生の心を掴んでいった

俺が門下生達に稽古をつけている時は深草は母屋の家事全般を請け負ってくれた

最初は衝撃的だった料理や掃除も瞬く間に成長し一般人と大差ない完成度までなった





深「桔梗さん、ご飯出来ましたよ」

桔「あぁ。ありがとう」

朝新聞を読んでいると気づいたら朝食が運ばれていた

桔「門下生達が君に凄い懐いているんだ。俺よりも懐いているんじゃないか」

深「まさか。自分より年下と接するのって初めてで…緊張したけど。とっても良い子達で」

桔「俺の指導のおかげだな」

深「あなたが指導しているのは剣術だけでしょう」

桔「確かに」

他愛もない会話をしながら愛しい人と朝を迎える
これ程の幸せがあっても良いのだろうか

ふと外を見ると庭に植えられた桜の木からはらはらと桜が散っている

桔「…今日は少し出掛けないか」

深「今日…ですか?またいきなりですね」

深草が来た頃はまだ雪が降っていた。あれからそんなに時間が経っていたとは

桔「たまには2人で買い物でも悪くないと思って」

深「賛成です。ちょうど今日は道場もお休みですしね」

そう言って朝食を食べ終わると早速深草は化粧やら何やら準備をしだした

桔「そんなものを塗りたくらなくても…深草は十分美しいのに」

深「あら、そういう問題ではありませんよ。社会の掟です」

つくづく女性というものはよく分からない

しかし目を輝かせながら紅を塗る彼女を見るのもまた一興かと思い直す
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