第1章 涙のあとは【土方】
土方side
「ハァっ‥ 雅‥」
「っぁ‥んっ!な‥んですか‥っ!」
俺はバックのまま前に上半身を倒し雅の耳元に顔を寄せる
「もっと奥‥行ってみたくねェか‥」
「もっと‥奥‥?」
「あぁ。今よりもーっとキモチイイとこ‥」
そう言いながら俺は雅の下腹部を撫でる
そして耳たぶを噛んでやるとそれだけでビクリと雅の身体が揺れる
「っ!やだぁ‥これ以上気持ちよくなるの‥こわい‥!」
そう言って雅はポロポロと涙を流して頭を横に振る
「大丈夫だって。俺がいるだろ?」
そんなことを言いながらも俺の下半身は新しい快感を求めて疼く
「で、でも‥」
なかなか首を縦には振らない雅にとうとう俺は限界がきてしまった
「じゃあ無理矢理やるだけだな」
「っえ‥何を‥んあっ!」
俺は雅のナカから乱暴に自身を引き抜くと、雅の手首をいつも持ち歩いている手錠で拘束した