第1章 涙のあとは【土方】
〜土方side〜
不意に俺の舌が尋常じゃなく締め付けられた次の瞬間
「ッッっっっ!」
雅は声にならない叫びを上げて潮を吹いた
今まで一度も雅が潮を吹いたことはなく俺はそれ程気持ちよくなってくれたのかと嬉しかった
当の本人は顔を両手で隠し僅かに見える顔は真っ赤になっていた
「ハァッ‥ハァッ‥あっ土方さんごめんなさい‥お顔‥汚してしまって‥」
息を切らしながらも俺の心配をする雅は心底可愛らしい
「構やしねェよ‥それより潮を吹くほど良かったか?」
そう聞いてみると雅はさらに顔を赤くして
「ひ、土方さんの意地悪‥」
と拗ねてしまった
「なぁ‥まだ俺がヨクなってねェんだけど」
そう言って雅の滑らかな太腿に固くなった自身をズボン越しに擦り付ける
「っあ‥!まっ‥分かりました‥」
雅は俺のベルトを外しズボンと下着を下ろした
そして俺の自身を小さな口で咥える
それだけで相当な快感になる
あぁ、あの雅が 隊士達の憧れの的のこいつが俺の自身を必死に咥えている
なんとも言えない背徳感すら刺激となる
「ッ!そうだ‥そこを舌で‥上手ェよ」
カリを上手く舌を使って刺激し裏スジもしっかりと舐める。下手ではないのだが口が小さいからか絶頂へには当分至りそうにない
それが焦ったくて
「雅‥ すまねぇが‥ちょっと我慢してくれ‥!」
本日何回目か分からない謝罪の言葉を述べ俺は雅の小さな頭を鷲掴みにし前後に動かす
「うっ‥つぅ‥」
雅は苦しそうな声をあげているがそれでもこの快感を止めることはできない
そしていよいよ俺が限界に近づく
「雅‥イクぞ‥クッ‥!」
俺は声をあげ雅の喉奥に吐精した
「んっ‥ゴクッ」
え?
「ちょ‥お前飲んだの?」
「?はい。そんなに体に害があるものでもないかと思って‥」
お前…そういう所だぞ…
そんなことを思いつつ俺は雅の頬に口づけをする
こんなことまでしている仲なのに口づけひとつで嬉しそうに微笑む雅を見ていたらどうしても自身がまた元気になり始めてしまった
「なぁ‥ナカ挿れても良いか?」
「はい‥」
少し照れ臭そうに目を逸らす雅
その仕草は俺の自身をさらに元気にさせるには十分だった