第2章 MEN
「性別なんて関係ない。ヒロであることに意味があるんだ。あなたが何であっても私はヒロのことを愛している。
それだけは絶対に変わらないことだから、覚えててくれよ。」
ヒロの小さな身体を抱き締める。
「私は、ヒロが女の子で良かったって思ってるよ。こんなにも可愛くて利口なんだ、好きにならない筈がないよ。ヒロは道具なんかじゃない、素敵な1人の人間だ」
これまでそう言われて来たのならば、その価値観を塗り替える必要がある。
その手助けをしたい。
「ヒロ自身も女の子で良かった、って思えるくらい私が愛してあげる。大好きだよ、ヒロ」
「ありがとうございます、ハンジさん。私もあなたが大好きです」
そう言って笑みを浮かべながら涙を流したヒロは、やっぱり最高に綺麗だとおもった。
【完】