• テキストサイズ

裏夢短編集 【第五人格】

第11章 愛は目に見えずとも 【黒無常】



お腹辺りからどんどん上にまさぐられていく。


『…っ!……それ以上はッ……やッ……んんッ!?』


大きく口を開けて大声で抵抗しようとした所を、唇で塞がれた。


『…ッ……ふ…………んん』


塞がれた唇が熱を持ち始めて、次第に蕩ける。


『…ッ………………ん…』


何度も何度も角度を変えられて迫られるキスから逃げ出せない。


だから、私は気づかなかった。


いつの間にかズボンと下着を脱がされていたことに。


やたらと下半身が空気に晒されていると思ってチラリと下を見た。


『…ふんッ!?!?……んー!んー!…!!』


塞がれたままの唇から空気を漏らすように驚きを表した。


『……ッ!!!…ふ……ぷはぁ!!』


やっとのことで唇を離してもらった。


『…!!なななななな、なんで…あああああ貴方…私の事嫌いなんじゃなかったの…?』


思考回路は、ショート寸前まで達した。


范「ふっ…嫌いな女にわざわざ何回も口付けなんて俺はしない。」


『え……』
/ 190ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp