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裏夢短編集 【第五人格】

第11章 愛は目に見えずとも 【黒無常】



『……え??』

あまりの混乱に2回ほど同じ言葉を放ってしまった。


『つまり…?うじんは嫌いな人でも何回も口付けできるって事は……私の事嫌い…?それは…分かりきってた事だし…』

范「やっぱり傻子だな。」

『な、な、なんかバカにされている気がする……んぁ!?』

頭が混乱している時に、こいつは私の胸を触ってきた。

范「敏感だな…?」

乳房を少しなぞられただけでこれなら…頂を触られたらどうなってしまうんだろう。

『もう、これいじょっん…ッ!!』

指でくるりと胸の項をなぞられた。

ビリビリと電気が身体中に駆け巡る。

『ひっ……やだやだやだ…やめてッ!』

必死にもがいてみせるけど、抵抗する力なんてとっくに無かった。

声では嫌と言っているのに体は嫌がっていない。

むしろ歓迎する為に濡れ始めている。

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