第10章 愛及屋烏 【占い師】
仰向けに眠っているイライさんは起きる気配が無さそうだ。
イライさんの上に跨って、挿入せずにイライさんのものの上から私のもので擦ってみる。
それが凄く気持ちいい。
『…ぁ、あ゛…っ!!イライさ゛ん゛……すき…すき…ぁあ゛…』
気持ちいい所に擦れるもどかしさと、入ってしまいそうなギリギリの焦れに興奮する。
『あ゛ぁ゛……んん゛…や゛っ!!ぁあ゛ッ』
擦るだけでは我慢できなくなった私は、彼のものを入り口まで持っていく。
ゆっくり腰を降ろしていき、奥まで後どのくらいか分からないほどゆっくりだった。
すると、その時イライさんの手が私の腰を掴んでグッと下に降ろした。
『…っ!!ぁあ゛!!!!そ、そんな…いきな…ひゃっ…ぁあ゛…んん゛!!』
イ「寝込みを襲うなんて君らしくないじゃないか、ゲキウ。」
私の名前は呼んでくれない。婚約者の名前を呼ぶイライさんに心がチクッとする。
『ぁ、ぁ、ぁあ゛…イラっイ…んん゛…や゛!』
イ「嫌じゃないでしょ?君が誘ってきたんだ。」
腰を掴まれてガツガツと上下に動かされる。
その荒々しさにキュンキュンしながら、快感を覚える。
『んん゛…ぁあ゛…ぁあ!はげしっ…!!』