第1章 日常
ヴァンパイアにもS級、A級、B級、C級、D級ってランクがあってね。
簡単に説明すると、
S級はヴァンパイア界のトップみたいなもんで、所謂純血種。
純血だからやっぱり強くて、数は少ないの。
…おいらこんなぼけっとしてるけどさ、結構強いんだからね?笑
A級はS級の補佐みたいな感じ。貴族が多いかな。
S級には劣るかもしれないけど、負けないくらい強いんだ。
相性によってはS級にも勝っちゃうくらい。
おいらが思うにS級との違いは純血かどうかってことぐらいだよ。
A級は純血に近い混血が殆どなんだよね。
まあでも純血じゃないとS級になれないわけじゃなくて。
どの階級でもS級と戦って勝ったらS級になれたりするから…結局は強さかな??
…S級が下級に負けることって殆どないんだけどね。
ほとんどのヴァンパイアはB級。
だから数が多くて、大体が混血かな。
C級は一族に罪人を出した人たちで、所謂、、、奴隷。
罪人から上下3世代まではどの階級であってもC級になる。
例えばおいらが罪人になったら、曾祖父母、祖父母、両親、子供、孫がC級になっちゃう。
…おいらがそんなへまするわけないけど笑
んで、D級は理性無くしちゃった罪人たちで、救いようがないやつらのこと。
こういうわけで、おいらみたいなS級がいるところには憧れ?みたいなのでヴァンパイが集まりやすいんだよね。
まぁおいらと戦ってS級になりたいっていうバカも一定数いるけど。
おいらに勝とうなんて100億年早いよ笑