第1章 日常
いつも通りスマホのアラームで目が覚める。
、、、、はずだったんだけど。
今日のアラームはインターフォンにスマホの着信音。
毎日夜中までゲームしてるから寝坊常習犯です。
着信音の正体は、、潤くん。
「…もしもし。」
潤「やっと起きた、、今日も寝坊?笑」
「はい、、すみません。。。」
潤「ったく誕生日なのに何やってんだよ笑」
「…あ。」
着替えながらカレンダーに目をやると今日は6月17日。
潤「…その様子じゃ今年も忘れてたろ?」
「…うん笑」
潤「ははっ、俺ら先行ってるから早く追いつけよ。…誕生日おめでとう、ニノ。」
「うん、ありがとう潤くん。あとでね。」
電話を切って急いで支度をする。
今日は母さんが夜勤の日だからまだ帰ってきてないんだ。
「…ん、なんか身体が熱い、、気がするけど、まあいっか。」
潤くんたちに追いつくべく駆け足で外に出た。
今日に限って寝坊しちゃったから、、、
寝坊していなければ、具合が悪くて休んでいれば、鏡をちゃんと見ていれば。