• テキストサイズ

星空 【鬼滅の刃】

第9章 柱稽古


あれから時々玄弥が煉獄家に立ち寄ることが増えた。

来る度に、腹の子に。と、人形や音の出るおもちゃを買ってきてくれる。

そして星波に不死川の幼少期の話や家族の話を聞かせた。

不死川がその場にいたら怒りだしそうな幼少期の失敗談や、たっぷり叱られたイタズラ話を聞くと、想像をして笑いが止まらなくなることもあった。

「元気に産まれてこいよ。兄貴も俺もみんな楽しみに待ってるからな!」

帰り際に星波の腹を撫でながら玄弥が言うこの一言が、星波はとても嬉しかった。
/ 542ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp