第2章 第1話 両面宿儺
生徒会長「!! …いやマダニが原因だそうだぞ」
「え?…?」
先程までの熱が急に静まり返った。
虎杖「だからなんだよ!オカ研がオカルト解き明かそうとしてんだから立派な活動報告だろーが‼︎」
と焦ったように虎杖がいいかえしたが、
生徒会長「ガキの遊びじゃないんだよ‼︎妙な噂ばっか流しやがって、そもそも一番の問題は虎杖悠二!お前の籍がオカ研ではなく陸上部にあり、同好会定員の三名に適していないということだ‼︎」
といい返されてしまった…。
虎杖「へ?」
意味がわからず、虎杖はすごく間抜け顔である…
「虎杖って陸上部だったんだ…?」
虎杖「いや?ちげーよ?そんなことは…」
先輩達が怒っている…
先輩達「虎杖ぃ~~~」
先輩達は裏切りやがって…といった感じの顔である。
虎杖「いや、俺ちゃんとオカ研究って書いたよ?」
「えーじゃあなんでよ?」
そこへ知らないうちに険しそうな顔の人がやってきた。
?「俺が書き換えた!」
虎杖・先輩・つぐみ「!!!!」
虎杖「陸上部顧問高木!」
高木「虎杖、全国制覇にはオマエが必要だ」
虎杖「しつけーな!何べんも断るって言ってんだろ!」
「(何回も断られてたのか…虎杖ってそんなすごいのか…)」
陸上部顧問のなんとかだったけ?と虎杖はしばらく言い合いをしてたようだが、なにか勝負?をすることで決めようということになったそう。あー、正直どうでもいいけど、わたしはどうすれば…?
とりあえずついてくか…。