第1章 ツンデレ、、?
『あ、あひと、、。ほっへいひゃいよ、、。』
「何言ってるか全っ然わかんねえ。はっきり喋れ。」
ほっぺが痛いと訴えるが、聞いてもらえず。
あなたが私のほっぺをつまんでるからはっきり喋れないんですけど!?
『むー、、、。』
「、、悪かったよ。痛くして。」
むくれた顔を向けるとようやく両手を離してくれた。
「何話してたんだよ。あいつと。」
『今度ショーをするみたいだから、彰人と観に行きますっていう話。』
「はあ?ショー?
あのヘンテコ達のか。ってか俺と観に行くのかよ。」
面倒くさいと思い切り顔に書いてある。
『嫌ならいいよ。別に。
青柳くんと観に行くことにするから。』
「何で冬弥が出てくるんだよ。」
『だって青柳くん天馬先輩のファンでしょ?
誘ったら絶対一緒に来てくれるし。彰人と違って。』
「あのなぁ、、。」
少しふて腐れたように口を尖らせた。
すると彰人は首に手を当てて困った様子を見せる。