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【呪術廻戦】廻る縁

第12章 生贄




※“窓”:術師ではないが呪いを視認できる高専関係者


?「我々の“窓”が呪胎を確認したのが3時間前、そして零さんの術式でも呪胎を確認。

避難誘導9割の時点で現場の判断により施設を閉鎖。 “受刑者在院者第二宿舎”5名の在院者が現在もそこに呪胎と共に取り残されており、呪胎が変態を遂げるタイプの場合、特級に相当する呪霊に成ると予想されます」

呪術高専 補助監督

伊地知 潔高


釘崎と伏黒は特級…!!と表情を変える。



虎杖「なぁなぁ、俺まだ特級とかまだイマイニ分かってねぇんだけど」


釘崎はこれに対しては呆れすぎてもはやノーコメント。



『じゃあ、どこかの特級呪物を飲み込んだピンク頭しているバカにも分かるように説明するな。
これは、呪具ではなく通常兵器が呪霊に有効と仮定した場合だから必ずしもこれで祓えるとは限らない。

4級はただのザコだから木製バットで余裕。体術強い人は蹴りでも祓えんじゃねぇの?

んで、3級は拳銃があればまぁ安心して倒せっかな。って感じ。虎杖に俺が渡した拳銃は特級にも効くけどこれは例外。
2級や準2級は散弾銃でギリいけるか…?ってとこ。余談だけど呪力込めてライフルとか撃ったら呪霊にもダメージ入る。

1級、準1級は戦車でも心細いなぁ…って所。
慣れれば1級とかも呪力込められれば体術だけで祓えんじゃねぇの?

で、お待ちかねの特級はクラスター弾での絨毯爆撃でトントン!って感じだな。
このレベルになったら“領域展開”も使った方が良い』




虎杖「え、ヤッバイじゃん」


伏黒「本来なら呪霊と同等級の術師が任務に当たるんだ。今日の場合だと宵宮とか五条先生とかな」

虎杖「で、零は居るけど五条先生は?」

伏黒「出張中。そもそも高専でプラプラしてていい人材じゃないんだよ。
しかも零が居るのはちょうど“1年”だったから。本来ならこの任務には着いて来れなかった人材だ」
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