第12章 生贄
第三者の立場のモブ女side
医務室とか言う所で恵?と零?が話していた時の茶髪サン達のお話を_______
釘崎「ねぇ、何なの?!五条先生も伏黒も零は“過去”が…って話だすの?!しかも途中でやめるし!!」
私も、天からずっと見てる。
あれは贔屓だよね。
禪院「思い出して話せる程軽い過去なんてもんじゃねーんだよ、零の過去は。
…それこそ私が禪院家で受けてきた仕打ちより酷い。
…何より、零本人が狂った原因だもんな。あれは」
狂った原因…そんな言い方しててもどうせ、さぁ?
釘崎「真希さんも零は過去があるから…って贔屓する訳?それならさぁ、私<こっち>が耐えてる方が辛いんだけど。
どうせ信じてた奴に死ねって言われた位のを引きずってるだけだろ。ならこっちの立場の方が辛ぇわって話」
茶髪サンの言う通り…
禪院「…何も知らずに話せるような話題じゃねぇよ。それに信じてた奴に死ねって言われた位で精神が狂うと思うか。なぁ棘」
…私だったらそれでも狂うけどなぁ…
狗巻「おかか」
え?ごめん今なんて…
おにぎり語翻訳によると、<思わない>。
???
禪院「とにかく、この話はこれで終わり。
話の続きは次の任務の後で良いだろ?
少年院だったか?それ、生きて帰って来たら少しは話してやるよ」
釘崎「じゃあ絶対生きて帰って来る」
緑髪のヒト、正論タイプかなぁ…