第12章 生贄
伏黒side
「家入さーん、宵宮ー、居ますかー?」
家「お、ちょうどいいタイミングに。今さっき零起きたんだよ」
『家入さんどうかしたの?って恵じゃん、どうしたの?』
…オマエの様子を見に来たんだよ…
「今から、任務行けるか?って。厳密に言うと今からじゃねぇけど」
『俺は別にいいけど…硝子サンは?』
家「リハビリ…って大義名分抱えて行きゃあいんじゃないの?呪力たくさんあるでしょ、もう」
『じゃあ硝子さんありがとうごさいましたー。
…て事で寮戻るぞ~』
家「精神安定材は?ある?」
『時計ん中に入ってる、結構余分に。
一回に使わなければ数ヶ月は持つ』
精神安定材って…何でだよ
家「じゃあ心配いらないな…
明日かな?任務は。頑張って来い」
『はーい』