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⚔️鬼殺の道標~鬼滅の刃~

第8章 漆 兄弟子







見廻りを行っていた

柱となってから一週間

私は任務の他に山積みの報告書類

更にはこの見廻りが増えたお陰でてんやわんやだった

そして警備地区の範囲が異常に広い

溜め息を漏らし空を見上げた

空は曇で覆われて今にも雨が降りそうだった、梅雨の時期に差し掛かっていた

私の地区は鬼が出現しやすいと宇随さんに言われた

実際ほぼ毎回鬼に出くわし、一日に複数相手にすることもあった

だがこの山には気配を感じなかった






他の所に移ろうとした時、白音が焦った様子で私の肩に降りてきた

「北西に鬼多数出現!加勢しに行ケ!」

鬼は基本群れない

自分の獲物を独り占めするためだ

人が集まっているのだろうか

『分かった』

白音に返事をすると北西に走り出した




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