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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第18章 絶対君主には成れずとも$ 中巻


「あの…私、こういうの初めてなんですが…」



線の細い女性が入室してきた。



「俺も始めたばかりだ。とりあえず、どこか痛いところは有るか?」

「痛いところ……」

「肩や腰が凝っていたりは……その痣は?」



冨岡が女性の肩に付いた痣を見て目を顰める。



「私、実は……」



女性は泣きながら、話し始めた。


彼女曰く、貧しい生活をしていた家族の為に働きに出てきたのだが、彼女を雇った男は見た目こそ善人だが、裏では女性たちを手込めにする悪人だった為に………


彼女は何とか逃げ出して来たのだという……



「非道な……」



女将を呼び、女性を保護してもらう。

王室に居れば、何かしらの対処も取れたのだが……



「……義勇様?」

「朔」

「………大丈夫ですか?」



こんな時はいつも那岐が横に居て、いつも静かに話を聞いてくれた。


朔と那岐の姿が重なる。


あぁ、那岐に会いたい。

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