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少年誌系ごちゃ混ぜ短編 R18

第18章 絶対君主には成れずとも$ 中巻


「菫さんのお店は水晶堂の裏手の紫煌楼(しこうろう)ですよ」



今は要らない情報である。



「どういったお店なんですか?」



嬉々として話を聞くあたり、朔にいたっては、どういう類いの店かすら分かっていないのだろう。



「お姉さん、お上りさんなの?」



お上り、要は都会に出てきたばかりかと思われた様だ。



「あぁ、昨日王都に連れてきたばかりなんだ」



混乱している朔の代わりに冨岡が応える。



「そうなんですね、どちらから?」

「……東の、辺境から」



……少し無理の有る言い訳か?



「ちょっと、菫!いつまで油売ってんだい?」

「あ!菖蒲(あやめ)姉さん!」



菖蒲と呼ばれた女性はなるほど確かに娼婦然としていた。

ふくよかな胸にくびれた腰。




ん?隣の男は誰だ?



「あ、伊黒さん!」



炭治郎と禰豆子が駆け寄っていく。



「帰って来ないと思えば、お前たち二人揃って何をしている…」

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