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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第2章 比翼連理




絶え間なく洩れる喘ぎ声と、ぐっと締まるナカ。

「睦っ…イ、けっ」

「あ!ダメ!もっ…いぁっ」

首を左右に振り乱す。
睦は俺を搾り取るように締め付けて…

「…っう、睦っ…」

「あぁっ、やっ、だ…っめぇえっ!」

一際大きく啼いたかと思えば、
身体をビクンと大きく振るわせる。

「あ…あぁ…」

俺自身を、うねりながら締め付けてくる。
俺は何とかそれをやり過ごし、
イッた余韻に浸って惚けている彼女をうつ伏せにし
膝を立てさせた。
腰を高く持ち上げた体制のまま、強く打ちつける。

「あ″ぁん!動いちゃ…っや″あっ!まだっ…ナカがっおかしい″っからぁ!」

「あぁっ…きもち、だろっ」

「うっんっあ!やめっ…んぁあ!」

睦から溢れ出す蜜が、太腿を伝って布団を濡らす。

「睦っ、…俺だけの、モノで、いろ…っ」

確かに、俺はおかしかった。
睦はそれを、敏感に感じ取っていた。
さっき。
睦の事を見初めた男がいると知った瞬間、
俺は、狂いだしたのだ。
俺以外に、睦に気づいた野郎がいる。
それが許せなかった。
情けないほど、独占欲剥き出しになった。
でも、こんなみっともねぇ俺を、
睦は全身で受け止めてくれる。
それだけで、救われた。
満たされた。

それでも、手加減が出来ず、
強く腰を叩きつけてしまう。
苦しそうにもがいてみせる睦。
だが、ナカはぐずぐずに溶けて、
俺をきゅうきゅうと締め付けてくる。
そうされるとこっちもたまらなくなって
強い吐精感に襲われる。

「いっあっ!あ!あぁぁっ」

「…っく、も…イ、くっ…」

「あ″ぁぁあっ!…」

もう一度びくっと身を跳ねさせ、
ガクガクと震えた後、くたっと堕ちる睦。
最後にもう一振りして、
ナカからモノを引き抜き、腰に白濁を吐き出した。


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