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【鬼滅の刃】予定調和【宇髄天元】

第2章 比翼連理




「宇髄さ……不、安?」

私は彼の頭を撫でる。
宇髄さんは片眉を上げた。
私の言葉の意味を探っているようだ。

「私っ…好き、ですよ?大、好き…」

「睦っ…」

我慢できなくなったのか、奥を突くように
少し動き出す宇髄さんにしがみついた。

「っ…だめっ!動かな、で…」

動かれたら、話せなくなってしまうから。

「宇髄さんの…不安が、な、くなるまで、
私を、好きに、していいよ…」

…そんな顔、しないでほしい。
宇髄さんは黙って聞いてくれていた。

「だ、から…宇髄さ、も…私のものって…言って…?言葉じゃ、なくて…」

さっき、言ってたよね。
言葉じゃない愛の伝え方もあるって。

「睦……睦…っ」

私のナカに埋まっているモノが、
質量を増したのがわかった。

「っあ…⁉︎」

強く、抱きしめられる。
額に、頬に、鼻先に確かめるように
ゆっくり口づけしてくれる。

私ね宇髄さん。
宇髄さんの事、大好きだよ。
いつの間にこうなったのかな。
いつか、宇髄さんが言っていた通りになったね。
好きでたまらなくなるからなって、
その通りだった。

「ど…しよ。宇髄さん…」

「…ん…どした?」

この伝え切れない想いは、どうしたらいいのかなぁ?

「好き…なの…」

私は、想いが届かない気がして泣いてしまう。

「参ったな…」

宇髄さんが眉を下げて笑う。

その瞬間、両腕をひっぱられ、
勢いをつけて起こされる。
胡座をかいた彼の上に、対面で跨る格好で…

「ひぁあっ」

下から思い切り突き上げられた。
あまりの衝撃に、膝をついて腰を上げようとすると、
それを阻止するかのように膝裏に腕を差し込まれ、
ぐいっと抱え上げられてしまう。
思い切り両脚を開かされたまま、
ギリギリまで持ち上げられた身体を、重力のまま落とされると、最奥まで男根で貫かれ、私の中心は、何度も何度も抉られる。
その度に口から洩れる嬌声を止められない。

「あ″あ″っ!…い、あ″っ!…ぃっ!」

「…っ睦…もっと…っ」

「んんっ、は…あ″っ!」

宇髄さんの肩にしがみついて耐える。
こうする事で、この人が、不安でなくなるなら。
宇髄さんは、しつこく、深く私を攻め続けるが、
私は、受け止めると決めたの。
でも何だか、世界がふわふわしてる。




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