第2章 BL疑惑
「チェカ君に、今日のレオナさんの様子とかを送ってたんスよ。…って、聞いてるっスか?」
「似合ってますよ!!…え?」
「…なぁんででそうなるっスかねぇ??だから、オレが真剣な顔で見てたのはチェカ君に送るレオナさんの写真を吟味してたから。それ以上でもそれ以下でもないっスよ。」
そういわれても一度考えた可能性をそう簡単にぬぐい取ることはそう簡単なことではなく。腐の思考はとどまるところを知らない。
「チェカ君はレオナ先輩が好き…ラギー先輩は間男か、なるほど…」
「なんか変な感じになってる気がしてならないんスけど…」
「え?そんなことないですよ!!ラギー先輩頑張って!!」
「何をっスか!!!もう絶対間違ってる、勘違いしてる。」
「?ラギー先輩はカッコ可愛いのが魅力なんです、だから大丈夫!!」
「だから!!オレはレオナさんのこと好きとか思ったことないし!!まず恋人とかありえないっス。」
「ツンデレ?」
「違うっスよぉぉ、てか人の話を聞けぇぇぇぇ!!!」
からかい過ぎたら、後でドーナツ献上して許してもらおう。