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傷を持った少女

第2章 逆巻の末っ子



「……お前さ、今後もここにいんの?」

「え?…うん。まぁいるつもりだけど。」

たまには屋上も行こっかなって思ったけど…他の人居るなら行きたくないし。
ここなら、まぁ簡単には人こなさそうだしね。


「ふーん。…分かった。」


逆巻スバルはそれだけ聞いて、また目を閉じた。

……なんだか、よく分からない人。



カールハインツ様の第3夫人…クリスタ様の息子だっけ。

一度だけ見たけど…クリスタ様にも似てるなぁ。


私は、そう思いながら、自然と逆巻スバルを見つめていた。


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