• テキストサイズ

傷を持った少女

第1章 アダムとイブ



「学校へ行くぞ。」

「え…?学校に行っても…いいんですか?」

ルキ兄の一言でイブは驚く。


おそらく、行っていいなんて思わなかっただろうね。
学校には逆巻もいるし。


「あの方の命令だからな。
だが…お前には俺と同じクラスに入ってもらう。」


「えぇ…!?……また、あの方。」


昨日…少し説明あったんだろうな。
イブの複雑な表情を見た私は納得する。



「ふふ、じゃあ。行こっかー!」

私達は、学校へと向かった。



けれど、私は正直…もうあのクラスにいる必要はない。
授業なんて受ける必要もないし。


そう思った私は、昨日イブに案内された図書室へ向かった。


/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp