第2章 こねこね。
⑤椅子に座った悪魔に瓶を渡すとごくごくと飲み干し、オエッと吐かれる。
⑥さっきまで液体だったそれは粘土のように固まっており、悪魔はそれを一心不乱にこねる。
⑦こねる。こねる。こねこね。こねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこね。
⑧満足した悪魔にマスクを差し出され、 は頭を下げると被せられる。
⑨最後に悪魔が の輪郭や目、鼻、口が出る位置を調整して一輪の花を耳部分に挿す。
「あ、ありがとうございました」
⑩サーカステントから出ると、でかい影が に覆いかぶさる。
→
「わ!?」
「おかえり さ~ん!」
「た、ただいま能井ちゃん…。」
「ほう…俺達とはまた毛色が違うな。」
「以前とはちょっと違ったデザインだな!今回のも素敵だぞ。」
⑪能井と心からキスを送られ が赤面する
→ よりでかい二人が上で顔を近付ける。その表情は殺意を孕んでいる。
「これでまた の存在が世間に知られますね…。」
「ま、基本俺達と行動するんだ。注意すべきは…。」
「わかってますよ先輩。」
「ん?」
の上でひそひそ話をしていた心と能井の方を向こうとするが
心が腰に手を回し、顔を肩に置いて制される。
「マスクができたお祝いに、何か食べ行こうって相談してたんだ。」
「さ、 さん。行きましょう!」
「うん。そうだね。」
⑫少しの凶器が混じったマスク。これにて完成!
………