第4章 ぎゅぎゅ。
は地面に落ちていた手のひらサイズの丸く赤いボールをゴミ箱に捨て読書を再開しようと したが。
「…燃えるゴミでいいのかな?」
「 さ~ん!」
「心。能井ちゃん。おかえりなさい。」
「うわっ!? 怪我してるじゃないですか。」
能井がふぅっとケムリを吹きかけ晴れると、 の殴られた痕は無くなっていた。
「ゴミを捨てたら転んじゃったの。」
「ちゃんと小さくしてから捨てたか?」
「うん。小さくすればいっぱい捨てられるもの。」
「偉いぞ。」
心が の頭を撫で、三人並んで帰路につく。
あと数日後、ゴミ収集所で爆発事件が起きた。
………