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【黒子のバスケ】トリップしたけど…え?《1》

第2章 赤いカレ







「初めまして、赤司征十郎だ
君のお母さん、雪さん達にはいつもお世話になっている」



…赤司?あ、同い年
え、髪赤いな、てかあれ?



『あ、初めまして
赤司くん、ですか?』


「?あぁ、そうだが
自己紹介したばかりだろう」



赤司くんだー。わー、格好いいなぁ
…え、赤司くんだと!?

ジッと顔を見ると真っ赤な髪に目、少し童顔な感じがまさしくあの「赤司」で、血が抜けたような感覚がした




「何で顔を赤くしたり青くしたりしているんだい?」


『あ、ごめんなさい。赤司くん』


「征十郎で良いよ」


『はっ、え!
いっ、いきなり名前呼びは、そ、せめて征「征十郎、だ」』



強制なんだなー。と溜め息を吐きたい衝動に駆られたが雪さんが居る前でそれはできないとこらえた

…て言うよりも、なんでここに居んの!?
ここ3次元!?2次元なの!?




「ふふ、仲良きことは美しきね
征十郎くん、 名前ちゃんのこと少し頼むわ」


「はい、任せて下さい」



ふわりと微笑む赤司…いや征十郎の笑顔はどうしても親でも殺す。のところを思い出してしまいどうしようかと悩んだ

できるだけ絡みたくないが、こうなってしまえば仕方ないことなのだろう











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