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ー 甘美な甘さと熱の疼き ー 《リヴァイ》

第8章 愛とこの熱さと温もりの意味【前編△】


ハンジさんの言葉に意味が分からず頭の中はハテナだらけ。
大事に…?大事にするってなに…?

よく分からず私はただ小さく頷くしか出来なかった。


「…じゃあ失礼します。」

「ああ。ゆっくり休んで。」


ペコっと頭を下げハンジさんの部屋を後した。





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リヴァイside



訓練を終わらせ、俺はの首元の噛み跡が頭から離れずすぐさまハンジの元へと向かった。


「おい、入るぞ。」

「あー、リヴァイ。訓練終わったのかい?」


丁度手当てが終わった後なのか、デスクに薬草とガーゼが置いてある。
アイツ…ちゃんと見せにきたんだな。

その事にホッと胸を撫で下ろしながらハンジの問いかけに答える。


「ああ。それよりの傷の具合はどうだ?」

「やっぱりあなたがここに来るように言ったんだね。あまり良いとは言えないかな。鬱血と傷口が少し開いていた。血は出ていなかったけど…中にはあんなことをする奴等が居るんだねぇ…。」


苦笑いしながら言うハンジの瞳には怒りと呆れた色。
俺はその言葉に小さく頷き腕を組んで本棚に体を預けた。


「…ああ。だがは同意の元でと言っていた。」

「無理矢理って訳では無いってことか。だとしても付き合っている相手にあんな傷幾つも付けるのかな?」


ハンジの言葉に眉を一層顰めて問いかける。


「…どういうことだ?」
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