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ー 甘美な甘さと熱の疼き ー 《リヴァイ》

第8章 愛とこの熱さと温もりの意味【前編△】


予想通りあれから私は夜明けまで離しては貰えなかった。
何度も何度も…体を揺さぶられ突き上げられ…
声もカラカラになったとしても、彼は無我夢中で私を抱き続けた。

抱かれてる最中、彼の瞳には私を写しているようで写して居らず誰かと重ねているように感じた。
でもそれでも…私という存在を快楽と痛みで実感出来て…

とても安心する。

見ていようがいなかろうが関係ない。
ただ刻み付け、誰かの代わりだとしても…終わったあとはとても心が満たされている。

ふと隣を見て見れば誰も居なく、辺りにはシーツのシワとお互いの体液だけが散らばっていて…
ボーッとそれを眺める。

体には至る所に歯型が沢山あって腰は悲鳴を上げ身体中痛みが走る。
太腿には彼の欲望を吐き出したのがベッタリと付いていた。


……シャワー浴びなければ。。


痛む体にムチを打ってベッドから降りお風呂場へ向かう。
綺麗に流して…訓練に行かないと。

そう思いながら私は身支度を整えた。











今日の訓練は、あの人類最強が指導するということで皆顔持ちが強ばっている。
私には誰が来ようとどうでもいい。


「今日は俺がお前らを指導する。巨人の餌になりたくなければしっかり訓練に励め。」


リヴァイ兵長の言葉に皆は敬礼し返事をする。
そして…訓練が始まった。
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