第5章 リベンジ! *
「っ…ふっ…あぁ…っ」
まだ小刻みに震えながら背後へと倒れこもうとした時、兵長が慌てて背中に手を回して支えてくれた。
「おっと…危ねぇ…、大丈夫か?」
「…っん…は…いっ…すみま…せ…っ…」
ボーとしたまま返答すると兵長はそっとそのままベッドへと私を寝かしチュッと頬に口付けられる。
「…、体が辛ぇとこ悪いがまだ付き合って貰うぞ。」
「…へ…?」
兵長の言葉に朦朧としていた意識が一気に引き戻され目を丸くして目の前に覆いかぶさっている兵長を見る。
「う…そでしょ…」
「あ?嘘じゃねぇ。それに俺はまだ足りねぇ。」
「っ…!?ま、待って…もう…」
「俺を攻めるんだったよな?なら…どうしたらいいかしっかり体に刻み込んでやるから覚悟しろ。」
悪魔のような言葉にサーと血の気が引く。
もうこれ以上されたら…どうなるか分かったもんじゃないっっ…!
攻めるって言ったけど…状況が変わってるからあああっ!
「やぁ、待ってっ…今はっ…!」
「待たねぇ。ほら、意識飛ばすなよっ…」
「あっ…!!」
結局、あれから嫌という程兵長に抱かれ…
最終的にはもう意識を飛ばしていた。