第79章 家族の形$ 其の二
パンパンと素肌のぶつかり合う音と、耳を塞ぎたくなるようなぐちゅぐちゅと淫靡な水音が部屋に響く。
鋼鐵塚は本能剥き出しのような状態で、一心不乱に腰を打ち付け、しのぶの最奥に何度も楔を打ち付けていく。
「やぁ、あんっ、だめ……そこばっかり……ああっ!!」
しのぶもいつしか声を抑えるのを忘れ、鋼鐵塚の動きに合わせて腰を動かしてしまう。
しのぶも鋼鐵塚も、何度も絶頂を味わい、その度に中へと白濁を注ぎ込んだ。
荒い息を落ち着けながら、鋼鐵塚の陰茎を抜いた頃には月が日と交代しようかという刻限に近づいていた。
鋼鐵塚はしのぶの秘所から逆流してきた白濁を眺めてようやく我に返った。
「……しのぶ、すまない。俺は……」
やり過ぎてしまったと鋼鐵塚は俯いたまましのぶに謝辞を述べる。