• テキストサイズ

鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第76章 違えし縁


「竈門少年。心強い援軍だ!!勝ちに行くぞ!!」

「はい!!」



煉獄の活に炭治郎も自らを奮い立たせる。



「虫けらどもが……」



無惨が身体を再生させようとした。

その時。



「吸収しましたね、無惨。私の細胞と薬を」

「珠世。貴様……何をした……」


不自然に跳ねる鼓動に無惨が違和感を覚える。


「私と鬼殺隊が手を組み、作り上げた薬をお前は今吸収した。その内効果が出始める……」

「姑息な……」

「姑息?いつも隠れてばかりの臆病者に言われる義理はありませんね」

「私が臆病者だと?」



無惨の額に青筋が浮く。



「調子に乗るなよ。弱者が……」

「弱者には弱者の戦い方がある。お前がそれを知らないだけだ……」

「世迷い言を……貴様の家族を。喜んで食い荒らした女鬼とは思えん発言だな」

「確かに、私も化け物だ。だが、私はお前程、堕ちてはいない!!」

/ 1830ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp