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鬼滅の刃R18 藤の花嫁

第75章 折れない心


お前がいる限り、俺の心が折れることは無い。


冨岡が決意を胸に再び蘆屋道満に向かっていく。

参戦したのは、悲鳴嶼と同時だった。

彼の技の邪魔にならないように冨岡が一度距離を空ける。


痣を出現させて悲鳴嶼も技の強度を上げる。


「岩の呼吸 伍ノ型 瓦輪刑部!!」


俺達が出来ること。

当初は無惨を倒すために、痣を出現させること。

炭治郎の使用する日の呼吸は使えずとも、刀同士を打ち付け、その熱で赫刀を作り上げ、技を繰り出すこと。

今、悲鳴嶼さんの鎖に当てて軌道を変えてしまうのは避けるべきだ。

冨岡は丁度、手直にいた不死川の日輪刀に刀身を当てた。


「不死川!!」

「チッ、しゃーねぇ。行ってこいやァ」

「水の呼吸 捌ノ型 滝壷!!」

悲鳴嶼の鉄球を真上から押し込んで、道満を潰す勢いで今までの倍の威力で打ち込んだ。

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