第2章 思いの交差
じぇりーぬ編
「気づかれたのかな…」
「え?」
「俺達が付き合い始めたの…4人…」
「…」
「仮にそうやとしても、頃合いを見て俺らから言えばええんやないか?ずっと黙ってるわけないやろ?」
「それは、そうだけど…」
「でも、今日なんかなーくんとさとみくんおかしかった。それに…避けられてた気がする…」
「気にし過ぎやない?疲れてたか具合悪かっただけなんかもしれんし…」
「うん…」
「大丈夫や。はよ寝よ?」
「うん…おやすみ。」
「おやすみ。」チュッ
「うへへ//」
「煽んなや//」
「おやすみ//」
「さっきも言ったやん…おやすみ…」
スゥー スゥー スゥー
〘でも…確かに避けられとった気ぃするな…まさか本当にバレたんやろか…〙
〘まぁ…いずれ言うし、大丈夫やろ…〙
〘莉犬がずっと笑ってられるように、ずっとそばにおるから。〙
「絶対…」
「幸せにするから…」