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Honey Strawberry【BL】

第2章 思いの交差


〘一旦戻ります〙

ジェルside

ガチャ

ジ「莉犬〜?大丈夫か?」

ジ「って、寝てるか…」

薬は横にでも置いておこう。

り「う…うあ…ぐっ……だ、れ…か…グス」

ジ「莉犬…?」

り「う…」ポロ

ジ「?!」

な…いてる?
何で…?
とにかく、凄く苦しそうやな…
起こしたほうがいいんかな…
いや、起こそう。
なるべく優しく…

ジ「莉犬?大丈夫か?」

り「うぅ…ん…ジェ…ル、くん?」

り「ジェル…くん…」ポロポロポロ

ジ「莉犬、何があったん?話せるか?」

り「ごめ…ちょっと、昔の夢見ちゃって…」

り「でも、大丈夫…!心配しないで…」

この時、俺は何があっても莉犬を守ろうと思った。
俺は優しく抱きしめた。強く力をこめて…

ギュ

り「ジ、ジェルくん…?」

ジ「大丈夫…大丈夫…側にいるから…」

り「ジェルくん…ありがとう…」

凄く小さい体で、今まで一体どれだけの事を
我慢してきたんだろう…
どれほどの悲しみを背負ってきたんだろう…
莉犬の事を思うと、抱えきれないほどの
愛しさがこみ上げてくる…
莉犬…

ジ「好きだよ…」

り「え?」

ジ「ん?あ…」

ヤバイヤバイヤバイ
声に出てた?う〜わ最悪…
絶対惹かれた…離せない…

り「……も………」

ジ「ん?」

り「だ、だから、俺もジェルくんの事好きだよ///」

ジ「え?…ええええええええええ!」

り「うるさい!//下聞こえちゃう//」

ジ「あ…ごめん…」

え…?今、好きって言った?
嘘やろ…自覚した瞬間、叶うとか…
夢?これは都合のいい夢?
でも、ヤバイ…めっちゃ嬉しい///

り「ねぇ…なんか言ってよ///」

り「恥ずかしいから///」

え、待って。可愛くね?
顔赤らめてるのがヤバイほどくる…///

ジ「夢じゃないよな?」

り「うん…///」

ジ「俺の事好き?」

り「好きだよ…///」

ジ「付き合ってるってことでええの?…//」

り「うん…///何回も言わさないで…///」

うん。俺の彼女の可愛さ宇宙1です。

ジ「なあ、莉犬」

り「何…?」

ジ「キスしていい?」


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