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【鬼滅の刃】まぐわい

第3章 天元×壱岐(創作キャラ)


3

壱岐は顔が熱くなった
『色っぽい…?天元様が私に対してそのようなこと…』
壱岐の心臓はドッドッドッと早く鳴っていた

壱岐「そのように奥様方も口説かれたのですか?」

壱岐は平静を装い、宇髄に問いかける

宇髄「いや俺はそんな回りくどいことはしねぇよ
派手にその場で俺の妻になれって言ってやった!」

笑いながら宇随は答える

壱岐「天元様らしいですね…」

壱岐は柔らかく微笑みかけながら返す

宇髄「壱岐、お前も俺様に負けず劣らず派手にいい女なのに、勿体ないぞ」
壱岐「いいのです私は…」
宇髄「お前は男を知らねぇから、そんなこと言えるんだよ」

壱岐はまたカァッと顔を赤くした

宇髄「好きな男と恋仲になって結ばれりゃ、
お前だって女としての幸せがわかるだろうよ
頑なになってねぇで、好きな男がいるなら
その美貌と体で派手に落としちまえ!
お前相手に拒む男なんか、この世にいねぇだろうからよ」

宇髄は壱岐の幸せを願っていた
親と親戚を一晩で失い哀れだった娘に
きちんと女性として、普通の人としての幸せを掴んでほしかった

壱岐「天元様…それは誠でしょうか」
壱岐は呟くように天元に問いかけた
宇髄は妙な雰囲気に「ん?」と思いながら
「おう!」と笑って返すと
壱岐は酒の勢いに任せて想いをぶつけた

壱岐「天元様!私…私は
天元様をお慕い申しております!」

突然の壱岐の告白に、宇髄は驚いた
そして困った様子で

宇髄「壱岐…それは家族愛ってやつだろ」
壱岐「違います!いくら私とて男への愛情と
家族への愛情の違いくらいわかっております!
このようなことを申し上げて、天元様を困らせることになるのは
わかっております…
妻にはして頂かなくて結構ですから…
せめて天元様が私に男を教えてくださいませ!
叶うなら…初めては天元様に…」

宇髄は先ほど「壱岐を拒む男などいない」と言ったことを後悔した
今、宇髄は自分も壱岐を拒むことができないと実感していた
体を酒で火照らせ、瞳を潤ませた美しくも艶かしい女性が
じっとこちらを見つめ
「抱いてほしい」と言っている
宇髄自身は無意識のうちに熱を帯びてきていた
意思に反し、自分の体は目の前の女を犯すための準備をし始めていた
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