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【鬼滅の刃】まぐわい

第20章 煉獄×紫苑(創作キャラ)④


10

紫苑「…すぐ戻りますよ」

紫苑が煉獄に振り向くと
そのまま口づけされた

紫苑「っ!紅が…」

煉獄「構わない
どうせすぐ落ちる」

煉獄はそのまま舌を絡めた

紫苑「んっ…ぁ…んむ…」

煉獄の手が紫苑の尻を掴むと
紫苑の体温が上がった

煉獄「はぁ…紫苑、頼みがあるんだが」

紫苑「なんでしょう」

煉獄の口元に紫苑の紅の跡が
うっすらと残っているのを見て
紫苑は色気を感じた

煉獄「俺を壁に押し付けてくれないか」

紫苑「…?こう、ですか?」

紫苑は言われたまま、胸板に手をつき、
煉獄を壁へと追いやった
紫苑が煉獄を見上げると
煉獄は何かを確信したように

煉獄「うむ…やはり…」

と言ったので紫苑は勘づいた

紫苑「千夜子様ですか?」

紫苑が問うと煉獄は困ったような顔をした

紫苑「開演前のあの時、千夜子様にこうされたのですね⁉︎」

怒り始める紫苑に対し
煉獄は落ち着いた様子だ

煉獄「確かに千夜子には会ったが
指一本触れさせていないし触れてもいない
俺はお前のものだから
許可なく触れるなと言った
二度と顔を見たくないとも」

紫苑はそれを聞いて、怒りが鎮まった
千夜子と絶縁したことに、安堵と少しの悲しみを感じる

紫苑「そう…ですか」

煉獄「俺がこう言うことをしたいのはお前だけなんだ」

煉獄は優しく笑った
紫苑は煉獄の手を掴み、壁に押し付け固定すると
唇を押しつけた

煉獄「ん…」

紫苑はいつも煉獄にされているように
口内に舌を這わせた
普段と立場が逆転している状況に煉獄は興奮し、
また思いの外紫苑の力が強く
ちょっとやそっとの力では拘束を抜けられないことに驚いた
紫苑はそのまま唇から喉仏、首筋へと
唇を移動させた

煉獄が吐息を漏らすと
紫苑は微笑みながら耳元で

紫苑「気持ちいい?」

と聞いた
煉獄はそれに少しゾクリとする

煉獄「ああ…」

紫苑「耳もお好きですか?」

紫苑は煉獄に聞きながら、
舌で耳の輪郭をなぞった

煉獄「っん…」

唾液と吐息の音が鼓膜に響くと
脳がぼうっとしてくる
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