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【鬼滅の刃】まぐわい

第20章 煉獄×紫苑(創作キャラ)④


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煉獄「…そうだな。
気をつけるとしよう」

紫苑はその言葉にほっとして

紫苑「では、冷えてきたので自分も着替えてきます」

煉獄「ああ」

紫苑は部屋を出ようとしたが
ふと立ち止まって煉獄に振り返った

紫苑「師範も、水も滴る良い男ですよ」

と微笑みかけた

煉獄「…そう言うことを言われると、
抑えられなくなるだろう」

と煉獄は笑いながら返した
紫苑は顔を赤くして、部屋から出て行った

煉獄は着物に着替え
居間に行くと千寿郎と浴衣に着替えた紫苑が
お茶を飲みながら談笑していた
紫苑はサラシまで濡れてしまったため取っており
一見普通の女性だった
千寿郎はその姿を見るのが初めてなので
少し顔を赤くしていた

千寿朗「兄上、どうぞ」

煉獄「うむ!」

お茶を出すと、千寿郎は家の用事のために
居間を出て行った

紫苑「10分ほどで乾きますよね」

煉獄「ああ、隊服はすぐ乾くからな」

紫苑「っくしゅっ…すみません!」

煉獄「浴衣では寒いだろう
母の着物を着るか?」

紫苑「いえそれは…
お父上がいい気分にはなられないと思いますので」

煉獄「…」

煉獄は気を使う紫苑の気持ちが嬉しかった
紫苑の方に手を差し伸べると

煉獄「ではこちらへ来い」

紫苑「え…」

煉獄「ほら」

紫苑「ですから、師範…」

煉獄「大事なお前に風邪を引かせたくない」

その言葉に紫苑は少し頬を染めながら
ゆっくり近寄って行くと
煉獄が肩を抱いた

煉獄「…冷えてるな」

紫苑「師範はすごく温かいです」

紫苑が驚いて顔を見ると
既に煉獄の顔はすぐ近くで
そのまま口付けられてしまった
触れるだけの口付けだが
昼間にされたのは初めてだった

紫苑「‼︎」

すぐに口が離れ見つめ合う
煉獄の髪から水滴が落ち、
紫苑の鎖骨のあたりから
胸元へと流れ落ちた
煉獄はその様子に再び情欲が沸いてしまいそうになる
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