第15章 天元×壱岐(創作キャラ)③
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風呂を出て廊下を歩いていると
壱岐がじっと見つめてくるので
宇髄「どうかしたか」
壱岐「あ、いえただ…」
宇髄「ただ?」
壱岐「浴衣姿の天元様に見惚れていました…」
宇髄「あぁ、俺様は派手に色男だからな
でも壱岐、お前も負けず劣らずいい女だぞ」
壱岐「ありがとうございます…///」
宇髄の部屋に入ると、
宇髄は壱岐を後ろから抱きしめた
壱岐は嬉しそうに顔が緩んだ
壱岐「天元様…」
暫く抱きしめたまま動かない
壱岐「…どうかしました?」
宇髄「いやただ…」
少し間が空く
壱岐「ただ…?」
宇髄「はぁ…お前が愛しい」
その素直な言葉に、壱岐は顔が熱くなった
宇髄の方を振り向くと
壱岐「私も、愛してますよ」
と微笑みながらいうと
宇髄の顔が嬉しそうに緩んだ
そのまま口付けすると
ゆっくり舌を絡めあった
お互いの存在を確かめ合うような
優しい口付けだった
壱岐「ん…、お布団行きましょう?」
宇髄「…そんなに俺が欲しいのか」
壱岐「そういう意味を思って
言ったわけではないですけど…///」
宇髄は笑みを浮かべると布団に向かった
布団に入ると、壱岐を抱きしめてすぐ
寝息が聞こえた
もう夜更けで、任務終わりなこともあり疲れ切っていた
壱岐は背後の暖かさに幸せを感じながら目を閉じた
壱岐「あっ…ん…んっ…」
壱岐は夢を見ていた
宇髄「壱岐、ここが好きだろ」
壱岐「あぁあっ…だめっそれ…!」
宇髄「だめじゃねぇだろ…」
壱岐「気持ち…っ!天元様…っ」
はっ!と目が覚めると
まだ外は薄暗かった
寝ている間に、宇髄と壱岐は向かい合っていた
間近に宇髄の綺麗な寝顔があり
壱岐は胸が高鳴る
『綺麗な顔だなぁ…』
と見つめていると、宇髄の目が開いた
宇髄「そんなに見るな」
壱岐「あ…申し訳ございません…
起こしてしまいましたか」
宇髄「いやちょっと前から起きてた
お前が喘ぎ声みてぇな寝言言ってるから」
壱岐は顔が真っ赤になった
宇髄「どんな夢見てた」
壱岐「あの…天元様としてる夢です…」
宇髄「淫夢じゃねぇか」
宇髄はふっと笑った