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【鬼滅の刃】まぐわい

第2章 伊之助×しのぶ


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しのぶ「うーん…そうですね…
言わば性交時、女性も男性も興奮状態になりますから
それによって普段と違う姿が現れる、といった感じでしょうか」

伊之助「でもあの時カナヲは1人でしてたぞ」

しのぶ「あぁそうでしたね
伊之助くんは1人ではしませんか?」

伊之助「する!」

しのぶ「それと同じです」

伊之助「女もするのか?」

しのぶ「まぁ…そういう気持ちが高まって、相手がいなければ
自分でする方もいるでしょうね…」

しのぶはふと、『なんて会話をしてるんだ』と我に帰り

しのぶ「さぁ伊之助くん、治療は終わりましたよ
あとはゆっくり休んでください」

と微笑みかけた

伊之助「しのぶも、するのか?」

しのぶ「は?」

伊之助「1人で、するのか?」

しのぶ「しませんよ、私は」

伊之助「そうか…
なぁ、何で人はどこでも交尾しないんだ?
俺は動物が交尾してるのを何度も見たけど
人間がやってるのを見たことねぇ」

しのぶ「人間には恥じらいというものがありますから」

伊之助「俺は別に裸でも恥ずかしくねぇぞ!」

しのぶ「あなたは特殊ですよ」

としのぶは笑った

伊之助「見れねぇもんだから、人間のセイコウってやつが
どんななのか、さっぱりわかんねぇ
話に聞いても、皆んな言うこと違うしよ」

『人によって違いますからね…』
としのぶは考えていた

しのぶ「伊之助くん、そう言うことは男性同士で話しては…」

伊之助「しのぶ、俺に教えてくれねぇか」

しのぶは困ってしまった

しのぶ「あの、伊之助くん
私は遊郭の女性ではありませんから…」

伊之助「ユウカクってところに行けば、教えてくれんのか⁉︎」

しのぶ「えぇまぁ…」

伊之助「そうか!じゃあ誰かに頼んでみるぜ!
しのぶに聞けば何でもわかると思ったけど、
しのぶでもわかんねぇことってあるんだな!」

しのぶはそれを聞いて少しムッとした

しのぶ「伊之助くん、私は知らないわけではないですよ?」

伊之助「えっ…
でも教えられねぇんだろ?」

しのぶ「いや、そういう行為は、人間同士の場合
基本的には好いている者同士でするものでしてね」

伊之助「しのぶ、俺はしのぶがすき好きだぞ」

カシャーン!
しのぶは驚いて器具を落とした
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