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【鬼滅の刃】まぐわい

第12章 伊之助×仄華(創作キャラ)


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ほのか「あの、伊之助…ふざけないで…っ」
伊之助「別にふざけてねぇ」

伊之助はほのかを上からじっと見つめる

伊之助「俺は男で
このままお前を襲うこともできる
ガキみたいに扱うのはやめろ。わかったか」

ほのか「…っ‼︎////」

ほのかの心臓がドキリと大きく鳴る

ほのか「あ…わかった…ごめんなさい…」
伊之助「よし」

伊之助はほのかから退いた
ほのかの心臓はどきどきと高鳴ったままだ
それからも伊之助は変わらずに
ほのかの家に遊びにきたが、2度とそんなことはしなかった
ほのかはといえば、それから伊之助を
男として意識するようになった

『そうだよね…15歳って言ったって、
子供作れちゃうんだもんね…』と
しみじみ思っていた
ある日の午後、ほのかがふと

ほのか「伊之助って、相手はいるの?」
伊之助「なんのだ?」
ほのか「いやその…伊之助が好きな子ってこと」
伊之助「……好きとかよくわかんねぇ
交尾…じゃねぇや交わりたいってことか?」

その返事で、いないのだなと悟るほのか

ほのか「んー、大切とか、失くしたく無いとかってこと」
伊之助「失くしたくねぇもんか…
権八郎に、紋逸、しのぶ…あとお前だな」

ほのかは大切な人たちに
自分の名が並んでいることに嬉しくなった

伊之助「お前は?」
ほのか「えっ、私…?」

ほのかはよく考えてみると
今大切なのは只1人だった

ほのか「私は…伊之助、かな」
伊之助「…そうか」

ほのかは伊之助に抱きつく

ほのか「好きよ、伊之助」

伊之助はほのかの柔らかい体と甘い匂いを感じる

ほのか「伊之助がいてくれると、心が安らぐ。
伊之助と出会って、私は元の自分を取り戻せた」

伊之助「俺もここに居ると、ホワホワして落ち着く
でも、こういうことされるとよ
またお前を食いたくなるからやめてくれよ」

そう言われて、ほのかは顔が熱くなった

ほのか「いいよ…」
伊之助「あぁ?」
ほのか「食べても…」

伊之助はその言葉に驚いてほのかの顔を見た
ほのかは顔が赤くなっている

伊之助「…何言ってんだよ」

ほのかは伊之助に触れるだけの口付けをすると
再度

ほのか「いいよ、伊之助なら」

と小さな声で言った
伊之助は頭に熱が集まるのを感じる

伊之助「…本当だな?」

伊之助が確認すると
ほのかは静かに頷いた
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