第10章 伊黒×甘露寺
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伊黒「駄目だ甘露寺…っ!今は…」
伊黒は蜜璃の柔らかい体と香りに頭がクラクラした
今すぐ押し倒して無茶苦茶に抱きたい衝動に駆られたが
堪えて蜜璃から離れようとする
伊黒「う、宇髄に…媚薬を盛られて…っ
このままでは君を襲ってしまう…
離れてくれ…!」
蜜璃は目が点になった
蜜璃「えっ…?びやく…?びやくって…媚薬⁉︎/////
それで伊黒さんこんなに辛そうなの⁉︎」
やっと理解した蜜璃だが
伊黒から離れる気配はない
伊黒は恥ずかしくなり蜜璃の顔が見れない
蜜璃「でも…でも、伊黒さん
それって私お手伝いできるんじゃ…////」
伊黒「駄目だ‼︎」
蜜璃がとんでもないことを言い出すので
伊黒は蜜璃を止めようとする
伊黒「駄目だ甘露寺そんなこと…」
依然ふぅふぅと息を荒げ、苦しそうな伊黒
蜜璃「伊黒さんは、嫌…?」
伊黒「嫌とかじゃなくて…駄目だろう…」
蜜璃「わ、私は…伊黒さんに、して欲しいのに…?」
蜜璃は自ら男をねだる恥ずかしさに少し震えながら告げると
それを聞いた伊黒は、顔の包帯を外しながら蜜璃に話しかける
伊黒「甘露寺、俺は君を
好きになってはいけない人間なんだ。
俺のこの血肉は、汚く醜い」
包帯が取れ、伊黒の顔の傷が露わになる
蜜璃は相変わらず伊黒を見つめている
伊黒の頬に手を添え、傷をいたわるようにさすりながら
蜜璃「私の知ってる伊黒さんは、汚くも醜くもないですよ」
そう微笑むと伊黒の傷に口付けを落とした
その時、伊黒の体は勝手に動き
気づいた時には蜜璃の唇を奪っていた
蜜璃の柔らかい唇を感じると
もう伊黒は止まらなかった
舌を蜜璃の口内に侵入させると
蜜璃の舌を捉え、その柔らかさを堪能するように絡めた
蜜璃「ん、んむっ////…ぁ…///」
蜜璃も伊黒の口付けに応えようと
必死に舌を絡めた