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【鬼滅の刃】まぐわい

第8章 煉獄×紫苑(創作キャラ)


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入れ替わりにしのぶが入ってくると

しのぶ「慌ただしいですね煉獄さんは…」

紫苑「胡蝶様!自分、煉獄様の継子にして頂けるようです!」

しのぶ「よかったですね!
でも、五十嵐さん、…大丈夫ですか?」

紫苑「もともと隠すつもりはないので、ばれたらばれた時です
自分の都合でこうしているだけのことですから」

と紫苑は嬉しそうに笑った

しのぶ「そうですか…
継子の鍛錬は大変ですよ。頑張ってくださいね」

しのぶは微笑んだ

紫苑「はい‼︎」

2日後、紫苑は煉獄家を訪れた

紫苑「五十嵐紫苑です!
炎柱様はいらっしゃいますか!」

千寿郎「継子の方ですね?
こちらへどうぞ!」

紫苑は庭の方へ案内された

煉獄「おお!きたか!」

紫苑「はい!自分は強くなり、柱になりとうございます!
ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い致します!」

紫苑は大きな声で挨拶をし、頭を下げた

煉獄「よし!では早速始めるぞ!」
紫苑「はい!」

厳しい鍛錬を終えた初日、
紫苑は体を引きずるようにして家に帰った

紫苑「全然ダメだ....もっと頑張らねば...」

任務の合間に煉獄に厳しくしごかれ、
紫苑はメキメキと力をつけていった
継子になって1年ほど経った
ある日のこと、煉獄と共に任務に向かった帰り
2人は藤の家に泊まることになった
一つの部屋に、布団が2組用意してある
『ま、まずい....』
紫苑はじわりと嫌な汗をかいていた

煉獄「部屋を分けてもらおう!」

急に煉獄が言い出すので、
紫苑は驚き、煉獄を見る

煉獄「男女が同じ部屋で寝ては、何が起こるやもわからぬだろう?」
紫苑「し、師範...‼︎」

そう
五十嵐紫苑は男の格好をしているが、女である
藍色の瞳に漆黒の髪を高い位置で縛り
大きいが凛々しい目つきが中性的な雰囲気を
醸し出していた
身長も今で言うところの168センチなので
一般の人は誰もが美少年だと思うのだが
実は胸にサラシを巻いた女性である

紫苑が女性であることをしっているのは
鬼殺隊では胡蝶しのぶのみ
治療の際に、思いがけず知ってしまったのだった

とは言え実は鬼殺隊には
位の高い者ほど感覚や気配を察する能力が強いので、
感づいている者も何人かいる
炭治郎達や柱達も実は既に気付いている
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