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【鬼滅の刃】まぐわい

第8章 煉獄×紫苑(創作キャラ)


1

『ん?
なんだか風が冷たいな
右手と下半身の感覚がない...』

ヒュウゥゥゥゥ....

紫苑がゆっくりと目を覚ますと

紫苑「と‼︎飛んでる‼︎」
煉獄「起きたか!」

ハッ!

紫苑は煉獄に傍に抱えられたまま
空を飛んでいた

煉獄「起きるのが遅い!」
紫苑「す、すみません...」

紫苑は突然の出来事に状況を飲み込めないでいた

紫苑「あ‼︎鬼は‼︎」
煉獄「止めは刺した!」
紫苑「あぁ...よかった...」

五十嵐紫苑は階級丁の鬼殺隊士
下弦の鬼を倒した後、上弦の鬼に出くわし
喉に刃を振るったが、首が硬く振り抜くことができず
殺されそうになったところに煉獄が到着、止めを刺した
紫苑は満身創痍で、首に切りかかった時にはすでに
意識はない状態だった

煉獄は山の麓に着地すると

煉獄「全集中の呼吸の常中はできているようだな!
腹から出ている血を止めねば、お前はじき失血死する
血管を塞げ」

紫苑は血管に意識を集中させ、傷口を閉じた

紫苑「ぶはっ、はぁ、はぁ」

煉獄「よし、あとは隠しに任せよう
お前、名は」
紫苑「い、五十嵐...紫苑です...」

煉獄は名を聞くとどこかへ消えた

紫苑「やっぱすごいな...柱って....」

紫苑は再び意識を失った

次に目を覚ますと、蝶屋敷だった

しのぶ「目が覚めましたか」
紫苑「…胡蝶さま…」
しのぶ「4日ほど眠っていましたよ
もうほとんど怪我は完治しています
食事を持ってきますね」

としのぶは微笑み、部屋を出て行った

紫苑「……4日か…まだまだだな…」

紫苑がはぁ…とため息をついていると
バタバタと大きな足音がする

紫苑「ん?この気配は…」

ガラッ!

煉獄「五十嵐はいるか!」
紫苑「え、炎柱殿!
先日はどうもありがとうございました!」
煉獄「お前、俺の継子になれ!」

紫苑は突然の申し出にびっくりして、ポカンとした

紫苑「えっっ⁉︎
じ、自分が…煉獄様の⁉︎
よよよ宜しいのですか⁉︎」

狼狽る紫苑

煉獄「お前はより強くなる素質があるし、
その目が気に入った!
継子になる気があるなら、復帰してすぐ我が屋敷へ来い
柱になれるよう、お前を鍛える!」

紫苑「あ…っ、ありがとうございます!」

煉獄はニコッ!と笑うと、足早に去っていった
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