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あなただけを…

第25章 ➖ひとときの➖*


「あ〜〜…もう…遠慮しませんからね…」

あなたに押し倒され…
首筋から鎖骨に舌を這わされ
そのまま下へ下へと…
胸へと辿り着き一舐めしてから
舐め回され、尖った先を舐め取られる

『ん〜……っ!…んぁ!!…いや!あ!…』

「いや?…“いい“の間違いでしょう?」

そう言って胸の先を口に含み転がす…

『あっ!…ゃぁ…ん!!…あ、アズール…』

強い快楽の渦に飲み込まれていく
あなたに触れらるから…
それだけで敏感になる身体…
下部が潤いを増していく…

「もっと僕を求めて…」

あなたの右手がショーツへと伸び…
割れ目をなぞり膨らみを持った芽を掠める…

『んん!?…や…ヤダ…っ!』

「サラさん…嘘はいけませんよ……」

『っ…ん…それ…ダメ!!…んん!…あっ…』

“こんなに濡らして“
あなたが耳元で囁き
膨らみを持った肉芽をグリグリと押し潰す

(ダメ…あなたと一緒に……)

『んんー!!…っ…いっ…ダメ…まだ…
 アズール…あなたが欲しい…』

彼の与える刺激に耐えて…
彼を求める

「フフッ…あなたのその顔……
 いいでしょう…お望み通りに…」

ベルトに手をかけ…脱ぎ始める…
私もショーツを脱ぎ捨て受け入れる態勢をとる

「…いきますよ?」

無言で頷くと私の中へと入ってくる…
苦しいくらい中を広げられて奥へ奥へと…
最奥まで届くソレに…
声を抑える事が出来ない…

『んん!…あっ…いっ…はぁ…苦し…いぃ!
 …ひっ…あ!』

苦しいのに待ち望んでいたソレを“離さない“
と、言わんばかりに中が収縮を繰り返し
彼を締め付けてしまう…

「っ…はっ…っー…く…はぁ…全部入った…」

あなたの甘い声が耳元に響く…

(あ…コレ…ダメかも…)

大好きなあなたの乱れた声…
完全に理性を失う…

動けずにいるあなたを余所に…
腰を動かし…無意識にあなたを求めてしまう

「い!…あっ…っは…っ…動かないで…っ…
 ダメです…待って下さ…い…っ…」

『っん…はぁ…あん…っ〜…んん!…はぁ…』

(気持ちいい…身体が勝手に動く…
 アズール…好き…大好き…)

口には想いを出さぬ様に行為に耽る…

私の刺激により、あなたも動き始め
快楽を貪る様な荒々しい腰使い
2人の喘ぎ声と交わり合う水音…
そして、息遣いが響き渡る…
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