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あなただけを…

第18章 ➖お大事に…➖


=ハーツラビュル寮・トレイの部屋=


「失礼しまーす」

「クローバー先輩、大丈夫ですか?」

『お久しぶりです…』

「おう、眼鏡!
 シケたツラ拝みにきてやったんだゾ!」

「あれ、エーデュースコンビじゃん。
 それに、サラちゃん
 グリちゃんに監督生ちゃんまで勢揃いで」

「どうもっす……って、ケイト先輩
 その…“エーデュース“って何?」

「え?2人とも“ス“が名前の最後についてるから
 まとめてみただけ」

『あぁ…言いやすくていいかも…』

「そこ納得しない!!」

「そんなことより…トレイ先輩の怪我って
 どんなカンジなんすか?」

「ああ。階段から足を踏み外したんだ…
 受け身をとりそこねて右足を派手に
 やっちまった…しばらくは松葉杖生活だな」

「えっ!それ、わりと重症じゃないですか」

「今年のマジフト大会…俺は…
 …見学になりそうだ」

「かすり傷だったら渡すのやめようと思ってた
 けど…コレ、見舞いのツナ缶…
 元気出すんだゾ、眼鏡」

「ははっ、ありがとな」

「もー、マジ勘弁…主力選手のトレイくん
 がいないのしんどいし…
 また選手選びし直さなきゃいけない…」

「「お!!選手選び?」」
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