第14章 ➖甘い取引➖
=オクタヴィネル寮・????の部屋=
目が覚めると…見知らぬ部屋
2人部屋なのか向かい側は
物が散乱していた
キョロキョロと辺りを見渡すと
時計が目に付き見ると
夕刻を指していた
音楽室での出来事を思い返すが
途中から記憶を無くしていた…
(ココ…どこ…着替えも…いつの間に?
ん?…誰の部屋だろ?)
まだ倦怠感が残る身体を上半身だけを起こし
自分の今の姿を確認する…
眼鏡、髪を結いていた物や
パンツのボタンが外されており
カップ付きのインナーにグレーの半袖?
私にはサイズが大きく七分袖の様になっていた
ガチャっと言う音と共に
彼が姿を表す