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あなただけを…

第8章 ➖新たな日常と契約➖


「昔のアズール知ってるとか…ヤバっ…
 んで、アズールは覚えてないとか…
 チョー気になるじゃん」

「そうですね…
 他にもユニーク魔法の事もご存知なようですし
 …フフッ…まだまだ気になる事もありますね」

思った事を次々と吐き出し
情報整理を行う彼等…

(頭の回転は早そうね…この子達の関係性…
 友人兼側近?まだ関係性がよく解らない…)

「新入生さん…VIPルームへ移動願えますか?
 お前たち…少し2人にしてください」

彼等が茶々を入れるので話しが進まず
ソレに痺れを切らした彼が
強めに彼等に伝えると
返事をし大人しく従い
私達を見送る彼等…

(侍従ごっこのつもり?なんだか楽しそう…
 ゲーム感覚なのかしら…)


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