第47章 ➖溶かす準備➖
昨日はあのまま2人で寮へ帰り
就寝準備をし
翌日を迎えていた…
『ん〜…寒い…リリアちゃん…』
寝惚け眼で
寒さのあまりギュッとリリアに抱きつく
「ん?なんじゃ?サラか…
朝から甘えてきよって…まるで子供じゃな…
まあよい。存分に甘えるんじゃ」
『ん〜…ありがとう。甘えるね?
ねぇ…リリアちゃん…。寒いのイヤだなぁ
…心の中も…』
「ふぅ…昨日そう言っておったな…。
今日は語り合うかのお?… サラよ」
『うん…話す。もうね…わかんないんだ…』
そんなやり取りをし
目も覚めたところで
気持ちを落ち着かせ
登校準備をし
学園へと向かうのだった…