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あなただけを…

第46章 ➖再・お大事に…➖


リドルからそう聞かれ
リリアと2人で顔を見合わせると
リリアが口を開く

「わしとサラは家族の様なものだ」

『えぇ。そうなんですよ。
 さて、料理も完成したので…温かいうちに
 トレイ先輩にお持ちになって下さいな?』

「君達はそうなのか…。え?あぁ…そうだね。
 作ってもらったのになんだか悪いな…
 でも、助かったよありがとう」

『いえいえ…。
 久々に料理が出来て楽しかったですよ』

「また何かあれば…わしらを呼ぶんだぞ?」

『それでは、失礼致します』

リドルに別れを告げ
2人でハーツラビュル寮を後にした…
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